小野寺謙先生の学位論文が Obesity に掲載されました
小野寺先生と指導にあたった長谷川先生は、褐色脂肪細胞における熱産生に関与する脱共役蛋白質1(UCP1)に着目し、ハイスループット法によるスクリーニングにて、UCP1を活性化させる化合物を同定し、その作用機序を解明することに成功しました。脂肪細胞における熱産生が亢進することで、体内の糖や脂質が消費されるため、体重の減量につながるだけでなく、肥満やメタボリックシンドロームに関連する糖尿病や脂質異常症、脂肪肝など様々な疾患への応用が期待されます。